関西ブロック同窓会が開催されました

今年度の関西ブロック同窓会が、5月27日に神戸旧居留地にある北京料理「第一楼」にて開催されました。
前日までの肌寒く不安定なお天気とは打って変わり、当日は好天に恵まれ、61名の同窓生が集い旧交を温めました。

開会にあたり、今年度より新たに就任された兵庫支部長によるご挨拶の後、同窓生であり神戸愛生伝道所の竹内富久恵牧師による礼拝が行われました。讃美歌を共に歌い、竹内牧師の説教に耳を傾け、祈りをささげるひとときは、母校での毎朝の礼拝を思い出させるものでした。

続いて、兵庫県被団協元理事長の岡邉好子さんと、日本被団協がノーベル平和賞を受賞した際に通訳として同行された小倉桂子さんにご講演いただきました。
岡邉さんは、牛田山で過ごした楽しい女学院時代の思い出や、8月6日の原爆投下の瞬間、さらにその後のご家族の様子について、当時の記憶をたどりながら語ってくださいました。
小倉さんは、戦後の広島の街の様子、広島女学院を受験された際のこと、そして通訳として世界の要人たちと出会った経験をお話しくださいました。

講演の後は、本格中華のコース料理が振る舞われ、回転テーブルに並べられた料理を囲んで、同席の同窓生と楽しくおしゃべりをしながら美味しくいただきました。各テーブルでは会話も弾み、笑顔があふれていました。

途中、竹内路子同窓会長より、広島女学院大学およびゲーンス幼稚園の今後について説明があり、私たち同窓生が今後も母校に寄り添い、それぞれの立場でできることに思いを寄せてほしい、とのお言葉をいただきました。

その後、各支部からの活動報告があり、最後にお祈りと関西ブロック長による閉会の挨拶、そして懐かしい校歌を全員で歌い、来年奈良での再会を約束して閉会となりました。


来年度の関西ブロック同窓会は、2026年6月3日(水)ホテル日航奈良(JR奈良駅直結)にて開催予定です。